解剖見学


 教科書上では、確実な理解が難しい人体のしくみと働きを系統別により深く学ぶことを目的に、
専門基礎科目(人体のしくみと働き)の講義の一環として実施しています。





学生の感想


        1年生

 まず、骨について学びました。今回、学ぶために見て、触らせて頂いた骨は、外国の方の骨でした。日本では火葬をするため全身の骨がきれいに残らないことが分かりました。頭蓋にある縫合は、消えているものと、消えていない物がありました。これは、年配の方か若い方かの違いだそうです。年配の方だと縫合は消えていきます。また、全身の骨を並べました。一つ一つの形が特殊で数も200を超えます。この骨の全てが自分の身体にもあるから臓器がまもられ、体の形ができるのだと改めて感じました。また、初めて聞くことも多く、その中でも印象に残ったことがあります。それは、顔面麻痺についてです。片方が麻痺してしまうと、顔全体のバランスが崩れます。それを直そうとすると麻痺側の顔を無理やり上げようとします。しかし、これが逆効果を与えてしまうことがわかりました。  次に、献体を実際に見て学ばせて頂きました。筋肉や臓器などを実際に見て、筋肉のつき方や、臓器の位置をとても詳しく学びました。自分の中で最も詳しく学びたかった心臓について学ぶことが多くありました。心臓には右心室、左心室がありますが流す血液が違っているため厚さも違っていました。血管の太さにも驚きました。太い血管であるために心臓の手術の際には、心臓を止めて機械を動かし手術をしなければならないということが納得できました。  今回、解剖見学で骨や、献体をみて触るという貴重な時間を頂き学べたことが多くありました。この時間を無駄にはせず、これからの勉強に活かしていきます。